iTMSの国内展開を待ちつづけている最中で読んだ記事ですけど。
新しい金を落としてくれる期待の星としてiTMSをあげているJASRACですけども
「ダウンロード型ならば、1曲あたり7.7%もしくは7.7円の使用料を徴収するというルールはいかなる事業者においても変わらない」と菅原氏もコメント
この辺はJASRACと管理委託しているアーティストの関係から来るものだから曲単価の上昇要因だけど仕方ないにしても
iTMSは比較的ゆるいDRMが特徴だが、菅原氏は加えて「ダウンロード型ビジネスで大切なことは、コピーコントロールの問題をクリアにすること」とも述べており、iTMSが既存の国内サービスと同等のDRMを備える可能性も否定できない。
こちらは割と使い勝手にダイレクトに響いてきそうというか下手すれば使わなくなりかねない不安要因。
そして結局、彼らのやりたいことっていうのは
PC内蔵のHDDなど汎用機器からも補償金を取るべきかについては「汎用性のある機器については、十分な議論を重ねるべき。しかし、PCで音楽を録音している人の数が多いのも事実であり、見過ごすわけにはいかないと考えている」(泉川氏)と、慎重な姿勢を見せながらも、対象とできるならば対象に含めたいという考えを示した。
であって「え それ音楽『も』記録できるよね それならお金取ってもいいよね 使ってないなんて言い切れないからね」という無制限収益源獲得のためのステキな大風呂敷の部分が一番腹が立つのでありました。黙ってたら業務用ストレージでもICレコーダーでもデジカメでも金を取りに行きそうだ。
「いっそのことジョブズ@アップルが『こないな国で音楽関連の商売でけへんわ』とかいってiPod関連一切合財の引き上げ示唆とかして脅してくれんやろか」なんて思ったり<いやまぁ市場規模的に無理でしょうけどね
基本的に「Respect "the" Music」ではなく「Respect "Our" Music」の国なんだなぁとつくづく。
…これで配信事業の売上げが思うように伸びなかったら「海賊版やP2Pを使うような愛のないリスナー」に責任の所在を求めだすに100ジャスラック。
(一応追記17:45)
自分は適正な配分が(管理を委託している権利者に)為されるのであればJASRACに払うこと自体は構わないのです。
根本的に申し上げたいのは、「ダウンロードでもCDでもよりユーザーが購入したいという適正価格と利便性、アーティスト育成」などの音楽業界の課題への回答が適当に延ばされた状況のままで「金を吸い上げられるところから吸い上げよう」という点に突っ込みたいのですね。
この件で言うならばダウンロード課金のパーセンテージを下げて曲のダウンロード単価を引き下げることで、ダウンロード件数を増やすとかならばマスマーケットとしてのダウンロード音楽市場が活性化>使用料収入の拡大、みたいなプラスのスパイラルになるんじゃないかと思うんですけど、逆に「ハードウェアが割高になった、ダウンロードが権利処理システムで転送も不自由な上に高い」では金のガチョウを絞めて殺すような感じになってしまうのではないかね、と思った次第。
(44DAさんツッコミありがとうございました)
参考記事
1)「iTMSも日本のルールで」――JASRAC、ネット配信に期待(ITmedia)
2)「iPodからも金を取れ」――私的録音補償金で権利者団体が意見書(ITmedia)
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