狭い部屋で高級単品オーデオ機器を積み上げる限界を感じて2.1チャンネルバーチャルサラウンドでオールインワンな環境に入れ替え。

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手前の袋は小さく見えますが別途衝動買いしたHDDレコーダー様(展示処分品:後日別記)が入ってるくらい大きいです。
…「別途衝動買いするなYO!」という突っ込みは多分今更してくれないですよね。
つまり一人でもてないサイズということです。1梱包にするなよと思います。佐川の人も大変そうでした。
勿論、中身を出して運びました。
1080iアップコンバート出力で赤のクロマエラー激減、デジタル画像出力凄い!偉い!

これで大阪でのブラウン管時代に負けているのは発色だけになった。
つーか星空のダンスシーンでも「輪舞-revolutionアドレセンスラッシュ」でもなくここをもってくる自分はいい加減どうなんだろう。
…44DAさんのエントリタイトルのせいということで丸く収めてみてもよろしいですか。
つーかまたなんとなく通して見たくなってきました。誰かつきあってー。
【画質】
オールインワンなので流石に画像処理系のLSIは最新ハイエンド(14bit/216MHz)より一段下がるグレード(12bit/108MHz)ですが、HDMIからの出力では流石に高精彩で、液晶が現状の1366:768でなくフルハイビジョン(1920:1080)になったら冗談でなく凄そうだなぁなどと。
色のりではコンポーネントのほうが鮮やかと言う感じ。
視聴は「英雄-HERO-」、「パイレーツオブカリビアン」「少女革命ウテナ劇場版」「かみちゅ!(1)」など。
【音質】
前に使ってたのが単品30万クラスのアンプだったので音質はまぁそれなりかなぁという相対的な低下感。
サラウンドを使って映画試していたときには真夜中で流石に音量出せないのでまた後で。
綾戸智絵のSACDとかアコースティックなやつばかりなのですがまぁ。
【設置性、操作性】
1)設置性
割と最悪です。っていうか、全般的に「海外製品の日本輸入品」的な不親切さが目立つ感じです。
簡単設置が売り文句ですがマニュアルが欧米共通のものを日本向けに逆ローカライズしたようで、今時の家電メーカー商品とは思えない感じです。検索性も情報の見易さも低レベルです。
特に海外CATVチューナーやDBS(デジタル衛星放送セットトップボックス)のリモコンコードに日本のメーカーコードが埋もれているなど、国内仕様のマニュアル作成の時点で一考すべきであろうというか輸入製品テイストとしての演出ならある意味凄いですけど。
とりあえず店頭プロモーションで「急げば5分で設置できてしまいます」っていうのを信じるのは「キューピー3分クッキング」の3分を放送時間ではなく三分で作れる料理番組だと勘違いするようなものです。
もちろん、開梱、組み立てまで済ませてある機材を設置するだけなら5分もいらないかもしれないです。
2)操作性
マルチリモコンやGUIも海外輸入製品の如きイマイチなシロモノです。
あとiPodとかが接続できるのが売りですが日本語タイトルなどの画面出力、ドック経由の接続に対応しないなど割と「どうよ?」と思う仕様が目立ちます。
【総合的には】
総合的に見ると、デザイン、画質、音質には非常に満足感を覚えたのですけれども、操作性とかユーザビリティが絶望的に低すぎてどうにも人には勧めにくい、といった感じです。
(まぁ、元々日本で売る気がなさそうな気もします。欧米より明らかに値付け(定価)がなめてますし(米:1599ドル/日本:24万円)、機能を削った安い下位機種(999ドル)は国内販売予定されてませんし。なんか海外モデルをローカライズする費用が価格差なのかなぁとか)